趣味

着物DEアンケート第二回!『着物に似合う御食事処は?』

NEW! 着物DEアンケート

着物でデートがしたい!

着物に似合うお食事処は? あなたは、どんなお食事処を選びますか?

アンケート締め切りは一週間後(12月21日(金))です。さて、ヒロイン佐織は、どこでデートをするのでしょうか?決めるは皆さんです!\#ⅴ#/みんなで一緒に連載小説をつくりましょう!ご協力お願いいたしま~す。

★第一回アンケートの結果は以下でしたξ^ο^ξ♪” アンケート結果は『第三話・約束』に取り入れさせていただきました。

ご協力ありがとうございました。

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第八話・着物トモダチを分析してみると?

_1 奇妙な現象。着物ばかりですごすようになって、いつの間にか、トモダチのカラーが変わっていました。猫の友達(猫トモダチ)と重なる方も多いけれど、でも、猫トモダチとは、また色彩が一風違っています。

(Photo/古瀬惠一  ※猫を連れていても、着物のことで話しかけられることが多い。それだけ珍しがられる現代の着物)

猫にも、よりどりみどり、いろんな色と柄があるけれど、さすがに着物には、かないません。着物の色と柄、そして織りがいろいろあって色彩豊かなのと同じように、着物トモダチは、心の色彩豊富で、ついでに気が多くて、そして色気が多い人が絶対多数です。

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現代においてはシーラカンスかアンモナイトのような着物に、わざわざ袖を通そうという方々だから。一癖あって、でも、それは悪い意味じゃなくて、個性を求めて、自己主張があって、気持に芯が入っている方が多い。なかでも、洗いざらしの着物が好きな方は、心から洗剤とお日様の匂いがしそうな、飾り気がなくて親しみ感のある方が多い。気取ってないから、付き合ってラクチン。着物と、それに袖を通す人って、もしかしたら近似値の関係?

そう……「気が多くて、色気も多い」そう書いてしまいました。なら、気が多いの反対、気が少ない人って、どんな人? 着たきりスズメでも平気で、退屈なことにも平気で、味気ないことにも疑問を感じない人かな? ウーン、やっぱりトモダチになりにくいタイプかも。なら、なぜ、着物好きの人は色気が多いの? そんなの言うまでもない。着物は日本人を美しく、色っぽくしてくれる唯一の衣類だもの。やっぱり、着物をきなくちゃ。

最後に――本を扱う人。着物を扱う人。その両方に接してみて、その感想。本を扱う人は、社交的ではない人が多い。ウーン、自分もそうか……。ネクラでナーバス、そっけない。それが「本派」 いっぽう着物を扱う人は、とっても社交的。自分が、そうならいいけど……でも怪しい。「着物派」は、陽気でお喋り、心が温かポカポカ。知らない間に、着物派を分析してる、それだけ着物浸しの毎日。 

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↓竹内薫さんとは猫トモダチ、奥様とは着物トモダチです=^ω^=

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著者:竹内 薫/古瀬 恵一

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第四話・私の色は何処にある?着物の色・和の色

Img_9305_1_3  実家の庭。小さな庭には、木々が実をつけ、花々が咲き競った。おばあちゃんの夢だったから、東京を引き上げて田舎に家を持ったら、実のなる木を植えて、花を咲かせたいって。

ほんとうに小さな庭なのに、果物が食べきれないくらいなって、数え切れないほど花が咲いた。小学校に入って初めての夏休み。自由研究の宿題に困った私に、母が言った。「毎朝咲くアサガオの数をグラフにしてみたらどう?」私は「なるほど!」と思って、さっそく実行した。ただのグラフじゃ、つまらないから、折り紙を切って小さなアサガオの形を作って、それを貼ることにした。アサガオは多い日には200以上も咲いた。勝手に増えたアサガオの他に、父が趣味で咲かせた、珍しい品種のアサガオがあった。だから、数えるのに一苦労だった。あんまりたくさん咲くから、切り紙が張り切れなかった。だから大きいアサガオ型を作って、それを十個分としてグラフを仕上げた。(Photo/Fruse 雨の日には、木々から空気まで、すべての色が変わる)

夏休みが終わったとき、キレイなグラフが出来上がった。家族に誉められたように、学校の先生にも誉めてもらえるが楽しみで仕方なかった。でも、先生は違ってた。すごく怒って、こう言った。「ウソつきは泥棒の始まりって云うのですよ! あなたの家の庭で、こんなにたくさんアサガオが咲くわけないでしょ!」

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大人って、子供みたいなことを言うから、大嫌いだと思った。そして子供って、すごく子供っぽいから嫌いだと思った。すねた子供が大人になって、子供のようにお絵描きをするとき、ふと思う。私の色彩感は、いったい何処にあるのだろう? もしかすると、実家の庭にあるのかもしれない。それから母が毎日針を動かしていた、反物にあるのかもしれない。

_1_3着物の色は無限大。和の色ときたら、子供のときに見たアサガオのよう に数え切れないくらいある。学校の美術で習う色なら、赤い着物に、赤い半襟に、赤い帯になってしまう。でも、和の色なら、茜色の着物に、煉瓦色の半襟に、臙脂色の帯になる。表現が豊かになると、心まで豊かになったような気になって、ちょっと気分がいい。

山に登ったときにも、同じことを思う。山の色は無限大。山の色の豊さに感嘆するとき、それが着物のイメージに重なって見える。微妙な色を区別して、色名をつけた日本人。その日本人が作った着物に今日も袖を通す、その幸せを思わないではいられない。_1_4

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